梅風呂

2010年06月09日

ウィキッド


ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版


仕事をお休みして平日のマチネを観てきた。大阪では3回目、東京とNYを入れると何回目になることやら。けれども今回はちょっと特別で、席が最前列ど真ん中。後ろの席からは見えないちょっとした仕草や、マイクに拾われない小声の相槌などもはっきりわかった。細かい演技をしてるんだなあ。

エルファバ役は樋口麻美さん。木村さんや江畑さんが不運を前面に出した陰のエルファバだとしたら、樋口さんは辛い生い立ちや暗い気持ちを押し隠して強く快活に生きようとする陽のエルファバ。普段陽気なだけに、時折見せる悲しげな表情や弱音がとても引き立つ。演じる人によって受ける印象がこうも違うとは。

グリンダ役は沼尾みゆきさん。とにかく歌が上手。グッド・ニュースの高音もすこーんと出ていて、気持ちよかった。

今回のベスト・パフォーマンスはネッサを演じた山本さん。エルファバが訪ねてくるシーンは鳥肌ものだった。額や首筋に青筋を立て、唾をとばしながら怒鳴ったり、うつむいたときに目から涙をポタポタ落としたり。迫真の演技とはまさにこのこと。NYキャストにも負けてない。いや、彼女こそ Nessarose of Nessaroses。

・・・とまあ今回も大満足でした。まだの人には、是非観に行ってもらいたいです。




劇団四季公式プロモーションビデオ。



ウィキッドの主要ナンバーのメドレー (ドイツのTV番組)。
posted by うめ at 11:24| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月31日

フィルハーモニア管弦楽団

【出演者】
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団

【曲目】
サロネン:ヘリックス
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 op.43

【開場】
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール


人生初の生ヴァイオリンコンチェルトでした。CDで聴いているいつものチャイコンよりも、ずっとずっとダイナミクスの幅が大きかった。ソリストの息遣いが聞こえてきそうなピアニッシモに、ホール内の空気を震わせる豊かなフォルティッシモ。人間の技って凄い。

Wikiでヒラリー・ハーンさんの経歴を調べてみると、

3歳11か月のとき、地元ボルティモアの音楽教室でヴァイオリンを始める。クララ・ベルコヴィチによる5年間の指導(最初の1年はスズキ・メソード)を経て、1990年、10歳でフィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学し、17歳までウジェーヌ・イザイ最後の門下生ヤッシャ・ブロツキーに師事。ブロツキーの没後は19歳までハイメ・ラレードに師事。室内楽の勉強にも力を入れ、フェリックス・ガリミールとゲイリー・グラフマンに師事した


とのこと。なるほど、あの技術は3歳のころからの鍛錬に裏打ちされていたわけだ。僕が払ったチケット代は、今日の演奏と、これまでにハーンさんが積み重ねてきた研鑽の対価といってもいい。

演奏そのものはというと、冒頭、オケの弱奏がかなりゆっくりしたテンポで始まったので、おやと思った。後から入ってきたヴァイオリンも終始落ち着いたテンポを保っている。曲が曲だけに感情にまかせた演奏も多いのだけど、今日のは抑制のきいた理知的な演奏だった。指揮者の特性かな。

初の生ヴァイオリンコンチェルトは大満足でした。生の演奏っていいね。
posted by うめ at 11:46| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版「破」のBlu-rayが届いた


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【初回限定版】 [Blu-ray]


予約してあったBlu-rayが届いた。いやー面白かった。やはり戦闘シーンはTV版から大幅に進化してますね。落下してきた第8使徒をエヴァ3体で受け止めるとことか、第10使徒がATフィールドを多重展開するとことか、ぞくぞくしました。
戦闘シーン以外もよかった。第三新東京市に住まう一般住民の生活が垣間見えるシーン、ありゃ挿入して正解ですな。使徒との闘いという非日常が強調される。
ちなみに、ぼくが「破」で一番好きなシーンは、トウジがアイスの棒を見て「はずれか」って呟くとこです。

早く「Q」が観たい。公開は来年の夏でしょうかね。

そうそう、初回限定版の特典フィルムは、アスカが寝転がって携帯を眺めているところでした。3号機の起動実験が食事会の日と重なってるじゃない、とか何とか呟いてるシーンです。
posted by うめ at 23:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

ハーバード白熱教室




第1回 「殺人に正義はあるか」(途中まで日本語訳あり)

【Lecture1】犠牲になる命を選べるか
あなたは時速100kmのスピードで走っている車を運転しているが、ブレーキが壊れていることに気付きました。前方には5人の人がいて、このまま直進すれば間違いなく5人とも亡くなります。横道にそれれば1人の労働者を巻き添えにするだけですむ。あなたならどうしますか?サンデル教授は、架空のシナリオをもとにしたこの質問で授業を始める。大半の学生は5人を救うために1人を殺すことを選ぶ。しかし、サンデル教授はさらに同様の難問を繰り出し、学生が自らの解答を弁護していくうちに、私たちの道徳的な根拠は、多くの場合矛盾しており、そして、何が正しくて、何が間違っているのかという問題は必ずしもはっきりと白黒つけられるものではないことを明らかにしていく。
【Lecture2】サバイバルのための殺人
サンデル教授は、19世紀の有名な訴訟事件「ヨットのミニョネット号の遭難事件」から授業を始める。それは、19日間、海上を遭難の後、船長が、乗客が生き残ることができるように、一番弱い給仕の少年を殺害し、その人肉を食べて生存した事件だった。君たちが陪審員だと想像して欲しい。彼らがしたことは道徳的に許容できると考えるだろうか?この事例を元に、哲学者、ジェレミー・ベンサムの功利主義「最大多数の最大幸福」についての議論を戦わせていく。



:::番組の概要:::
創立1636年、アメリカ建国よりも古いハーバード大学の歴史上、履修学生の数が最高記録を更新した授業がある。政治哲学のマイケル・サンデル教授の授業「Justice(正義)」である。大学の劇場でもある大教室は、毎回1000人を超える学生がぎっしり埋まる。あまりの人気ぶりにハーバード大学では、授業非公開という原則を覆し、この授業の公開に踏み切った。ハーバード大学の授業が一般の目に触れるのは、史上初めてのことである。

サンデル教授は、私たちが日々の生活の中で直面する難問において、「君ならどうするか?何が正しい行いなのか?その理由は?」と、学生に投げかけ、活発な議論を引き出し、その判断の倫理的正当性を問うていく。マイケル・ジョーダンやビル・ゲイツはその仕事で、すでに社会に貢献しているのになぜ税金を納めなければならないのか。また代理出産、同性愛結婚、人権など最近のアメリカ社会を揺るがす倫理問題も題材となる。絶対的な答えがないこのような問題に、世界から選りすぐられた、さまざまな人種、社会的背景を持った学生が大教室で意見を戦わせる授業は、ソクラテス方式(講義ではなく、教員と学生との闊達な対話で進められる授業形式)の教育の最高の実例と言われている。

世界の若き頭脳たちの堂々たるディベート能力、知的探求心、考える力など、世界最高レベルの知的エリートの能力は、私たちに強烈な知的刺激を与える。さらには、宗教、人種、貧富など複雑に入り組んだアメリカ社会の構図を読み解く糸口にもなる。また副音声による英語放送によって、今のアメリカの生きた英語を学ぶ絶好の教材ともなるはずである。



日本語版がNHK教育で放送されている。上記の説明はNHKの公式ページから引用した。
それにしても、原題の「Justice with Michael Sandel」って凄いな。
posted by うめ at 23:24| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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