梅風呂

2010年08月07日

佐川光晴『牛を屠る』

【送料無料】牛を屠る

感想を書く時間がないので、一言。
プロフェッショナリズムについての本。
posted by うめ at 10:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月31日

「キャンディード」

兵庫県立芸術文化センターで佐渡裕プロデュースの『キャンディード』を観てきた。
この『キャンディード』にはちょっとした縁がある。高校の頃、部活の副顧問からミュージカルの名曲の入ったCDをもらった(どうして彼がこのCDをくれたのか、理由は忘れてしまった)。このCDにはウエストサイドストーリーの「マリア」や「トゥナイト」といった有名な曲も収録されていたのだが、一番気に入ったのは「キャンディード」の「Overture」と「Make our gardens grow」だった。何度も繰り返し聴いたので、最初から最後までメロディーを空で口ずさむことができるようになった。この2曲は今でも特別だ。「一番好きなクラシックの曲は何ですか」と問われたら考え込んでしまうけれども、「一番元気の出る曲は」と問われたなら、間違いなくキャンディードを挙げる。
いつかは生の舞台で観てやろうと思っていたところ、運良く近くのホールで上演が決定。しかも一流の指揮に一流の演出で!
さて、ストーリーはというと、主人公が油田を見つけて大金持ちになったり、騙されて一文無しになったり、ブッシュやベルルスコーニといった現代の先進国首脳が海パン一丁で出てきたり、登場人物たちが死んだり生き返ったり、KKKの衣装をまとった人たちが出てきたり、とはちゃめちゃで正直ついていけないところもあった。しかし佐渡さんの振るキャンディードは力強く躍動感があって、自然と体が動きそうになった。序曲の変拍子がかっこいい。音楽もさることながら演出もなかなか凝っていた。舞台が巨大なブラウン管のテレビになっていて、観客はテレビの中の出来事をみる格好になる。つまり、舞台の上で起きることはテレビの中のファンタジーだと暗示されているわけだ。
舞台はおよそ3時間ほど。巨大なエネルギーの塊みたいな音楽や芝居の渦に巻き込まれ、ふらふらの恍惚感の中、劇場を後にした。
posted by うめ at 10:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

劇団わらび座「アトム」



f:id:soledad1979:20100721181850j:image


兵庫県立芸術文化センター中ホールにて、11時開演。



20××年、十万馬力のロボット「アトム」の時代は終わり、さらに進化したヒト型ロボットが、パワーを大きく制限され、人間への絶対服従を強いられている時代。


路地裏の倉庫では、ロボットだけの秘密のパーティーが開かれていた。


元科学者・神楽坂町子の屋敷で働くトキオと、親友のアズリが創った歌は、自由を持たないロボットたちに生きる喜びを生んでいた。


そこに人間の若者たちが紛れ込んでくる。


工場で働くタケとエミ、親に未来を決め付けられて苦しむマリア。


「私たちだってロボット!」


人間とロボットの叫びは心を結びつける。


やがてマリアとアズリに愛が芽生える。


しかし、それを許さない人間の力と暴力によって、アズリは殺される。


復讐を叫ぶロボット達に、元科学者のスーラが「殺人兵器として十万馬力のアトムを甦らせるのだよ」と煽る。


アトムを密かに預かっていた神楽坂町子は、「暴力で何かを解決した事があったか」と、トキオを諭す。 そして、トキオに隠された秘密が明かされる。


アトムは甦るのか―、トキオの決断は―。



ストーリーはいたって単純明快で、歯の浮くような台詞も随所に出てくる。こういった「直球」の作品は一般に陳腐化しやすい。しかしそうさせないのは、役者のレベルの高さと熱い演技、そして的確な舞台演出のおかげだろう。四季にも負けない魅力的なミュージカルだった。


わらび座という劇団のことをこれまで知らなかったのだが、秋田に拠点を置き、半世紀以上の歴史、200名を超える劇団員と専用劇場を有する団体らしい。題材を日本の文化に求めた作品を得意としているようだ。生活の場と芸術表現の場を同じくし、構成員で共同生活をする、一時期世界中で流行った芸術家コミューンが思い浮かんだのだが、あたっているだろうか。


今回はアトムというSF的なテーマの作品だったが、「カンアミ伝」や「山神様のおくりもの」等の土着的な作品も観てみたい。


posted by うめ at 18:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月13日

『ビジネス技術実用英語大辞典』第5版



翻訳者必携の辞書『ビジネス技術実用英語大辞典』の第5版がこの夏発売される。改訂が告知されてから2年あまり、満を持しての登場だ。「翻訳者必携」と書いたが、理系、文系を問わず、学生にもビジネスマンにもお勧めの辞書である。この辞書の特徴は、なんといっても訳例と表現が非常に豊富であること。語彙数なら『リーダーズ』や『ランダムハウス』、語法なら『ジーニアス英和大辞典』、幅広い表現や訳例なら『ビジネス技術実用英語大辞典』という風に使い分けるとよい。


購入はproject-pothos.comから。7月下旬以降、購入受付開始とのこと。


posted by うめ at 00:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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