日記 梅風呂

2008年03月24日

ジオラマで見る懐かしの昭和/姫路リバーシティ

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神戸新聞の記事で知った、「ジオラマで見る懐かしの昭和」展を家族で見に行ってきた。
特設会場に大きなジオラマが 3 つ設置され、敗戦直後から昭和 30 年代くらいまでの街並みや庶民の生活が再現されていた。造形作家の南條亮氏の手によるものだ。
上記の写真は敗戦直後の街並みの一部である (かなり大きいジオラマなので、全体を撮ることはできなかった)。不思議なもので、じっくり見ていると想像力が働くのか、人形ひとりひとりの物語が思い浮かんでくる。一人泣き叫んでいる女の子は、混乱の中で親とはぐれてしまったのだろうか。ザックをしょってうなだれがちに歩く青年は、これから帰る場所があるのだろうか。写真手前でうつぶせになっている若者は、単に休んでいるのか、それともひもじくて倒れているのか。
人形たちにはデフォルメされている部分もあるのだが、現実の一瞬を切り取ったようなリアルさがあった。


両親とは、このほかにも何度か人形展に行ったことがある。昨年は渡辺うめさんという明治生まれの女性の人形展を見た。南条氏の人形は粘土製だが、渡辺うめさんのものは布製だ。そのため、独特のやわらかさがある。どちらかというと南條氏のものはメッセージ性が強く、人形の側から訴えかけてくるような印象を受けたが、渡辺うめさんの人形からは、作者自身の人形に対する慈しみ、ひいては農村やひとびとへの優しいまなざしを感じられた。
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2008年03月15日

それから

姫路に戻ってきてからはや 2 週間あまり。久しぶりに家族と一緒に暮らすので最初は戸惑うかと思っていたが、そんな心配はまったく無用だった。お互い過剰に干渉はせず、ちょうどいい間隔を保っているように思う。

引越しからこちらのあれこれを簡単に報告。
3 月 1 日 (土)、友人たちの助けを借りて荷物の運び出し。夜はサークルの同じ学年、ひとつ下の学年の仲間を中心に飲み会。みんなとの別れ際に不覚にも涙してしまったが、あれは自分でも謎。本当に謎。その夜は、からっぽになった部屋で一人寝。物がないと音の響き具合がぜんぜん違うんだ。「あー、あー、テステス」などと声を出してみたり。
3 月 2 日 (日)、朝、高校時代の親友 K が別れの挨拶に来てくれる。ふたりでいつものように馬鹿を言いながら残りの荷物をまとめ、部屋の鍵を不動産屋に返却。

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K と別れ、新宿へ。ぺぺの喫茶店で b98 たちと最後のお別れ。新宿駅まで見送ってもらう。東京で最後に顔を合わせたのが b98 というのは何だか感慨深い。そうそう、一文受験の帰り、荷物を預けたコインロッカーの場所が分からなくなって新宿駅で右往左往したことを思い出したんだった。中央線でひとり東京駅へ。片道切符を発券して新幹線に乗る。

3 月 3 日 (月)、荷物が届く。本を詰め込みすぎて重くなったダンボールをせっせと自分の部屋に運ぶ。それしきのことでと言われるのが恥ずかしくて、筋肉痛になったことは親に言っていない。

3 月 4 日 (火) からの 1 週間は、荷解きと諸々の手続きであっという間に過ぎていった。

3 月 8 日 (土)、なかちと垂水のアウトレットモールへ。春物の服数点と、靴を購入。その後なかちの幼馴染じみと合流し、日本で唯一という元町のチリ料理やに行く。ワインも料理も予想以上にうまかった。

3 月 9 日 (日)、既にアサインされていた仕事を始めようと仕事用 PC の電源を入れるも、立ち上がらず。そういえば数日前から HDD 付近から異音がしていたと思い至る。プライベート用の eMachines も購入してから 5 年になるので、新しい PC を購入することにする。b98 が良いと言っていた HP の PC を最初に検討したが、既に XP 搭載機種はなし。仕方なしに DELL に当たってみる。が、いまいち気が進まない。確かに安いのだが、メリケンさんは気に入らぬ。ということで、お次はエプソンダイレクト。モデル展開の分かりやすさとサポートの良さが気に入り、即決定。Endeavor MR3300 というモデルをカスタマイズして購入しました。

http://shop.epson.jp/mr3300/

Endeavor MR3300

OS : Windows XP Home Edition
チップセット : インテル® G35 Express
CPU : インテル® Core™2 Duo プロセッサ E8400 (3 GHz)
HDD : シリアルATA II 160 GB
メモリ : PC2-6400 DDR2 SDRAM 1.0 GB
CD/DVD : スーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込)
保証 : 4 年間訪問修理

これでだいたい 13 万くらい。PC も安くなったものだ。エプソンダイレクトのいいところの 1 つが、納期が短いということだ。注文してから中 2 日で届いた。ちょうどこの頃、東京の不動産やから敷金全額返還 (クリーニング代を除く) の連絡が入ったので、気が大きくなり 22 インチのワイド液晶ディスプレイも合わせて購入。これまで 17 インチのものを使用していたので、作業領域がぐんと広くなった。A4 サイズの紙を 2 枚並べられるくらいか。

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こんな具合に、Sleipnir のタブを縦方向に並べられるようになった。大いに満足、満足。
PC も買い換えたし、これでようやく姫路で仕事と生活をする環境が完全に整った。今の梅風呂の部屋は、こんな感じです (写真のサイズがでかいのはご容赦を)。

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あと、次の写真は玄関。東京を離れる間際に Trueeyes が餞別にくれた絵を飾っている。母親がいたく気に入っていた。ありがとね。

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・・・というわけで、梅風呂は元気に暮らしています。苦手だった炊事洗濯掃除は親がやってくれるので、実家暮らしは本当に楽です。東京のみんなに会えないのは寂しいですが、というよりも寂しくなるだろうからあまり考えないようにしているのですが。
GW 後半に上京する予定です。ラ・フォル・ジュルネ 2008 のコンサートをいくつかピックアップして聴こうと思っていたのだけど、目的のチケットを 1 つもとれなかったので、急遽劇団四季のウィキッドを観ることにしました。2 〜 3 日は滞在するので、時間がある人は遊んでね。チャオ。


P.S. そうそう! 餞別のフットマッサージ機はまだ届いてません。。。届き次第レポートします。
posted by うめ at 23:25| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月01日

ここから始まった

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いよいよ引越しが迫ってきた。要らない家具家電はすべて処分した。荷造りもあらかた終わっている。モノが減ってがらんとした部屋でこれを書いている。

昨日、生協の元同僚たちが送別会を開いてくれた。約束の時間まで少し余裕があったので、西早稲田キャンパスと文キャンをぶらぶらした。
結局、東京での僕の生活は早稲田に帰趨するんだ。たくさんの仲間に出会えた。孤独を知った。文学を齧った。煙草を覚えた。倫理観と思考の方向性が固まった。「翻訳者」という職業を知った。・・・僕にとって、東京を離れるということは早稲田から離れるということにほかならない。卒業したのは5年も前だというのに、ようやく、本当の意味で早稲田から卒業するような気がしている。

10年前、一文受験の帰りに、『'98 東京見聞録』という情報誌を貰った。賃貸の情報や引越しのノウハウ、一人暮らしの知恵などが記載された無料誌だ。その冒頭に掲載されていた詩が印象的だったので、今までずっと手元に置いている。ちょっと引用させてほしい。


東京 早稲田大学卒K

あの日、僕は東京にやってきた。
それまで何度が旅行で訪れたことはあったが、
あの日の東京は特別だった。
東京駅に降り立ち、人込みのなかで背伸びを始めた僕は、
東京を彩るすべての風景を自分のものにしようとしていたのだと思う。
それは、旅行者の気ままさとは違う。
ましてや夢破れ、逃避行の虚しさに沈んでいたものとも違った。
新しい自分に会いたくてうずうずしている気分。
そう。おそらく、そんな思いで東京を見つめていたに違いない。

標(しるべ)のない街・東京。
誰もが遥かなる夢を抱き、
訪れ、通過し、旅立つ街。
人それぞれの人生模様が交差し、
喜怒哀楽が放射線状に拡散する街・東京。

そんな東京暮らしを始めて幾つ年を重ねただろう。
僕はいつの間にか東京に馴染んでしまった。
あの日、目を見張った華やかな都市の表情も
僕にとっては近しい日常風景だ。
色とりどりのファッションも、
豊かな食も、
あふれるばかりの情報も人も、
ごくありふれた暮らしの1コマにすぎない。

僕は新しい自分に出会えただろうか?
都会のうつろいやすい時空のなかで、
変わった自分は出会いたかった自分なのだろうか?

その答えは誰も知らない。
過去も、未来も、現在さえも
僕に教えてくれるものは誰もいないだろう。
ただひとつ
僕に確かなことがいえるとすれば、
東京は、僕が求めたものを
僕が求める程度に与えてくれたということだ。


これから東京へ旅立つ君に、
今の僕が輝いてみえるかどうか、
僕には知る由もない。
でも僕は生きてきた。
自分の思いのままに。
そして僕はそんな僕が大好きだ。
そしてこれからも東京に暮らし続けるに違いない。


この詩は僕にとってお守りみたいなものだった。落ち込んだり、挫けそうになったりしたとき、この情報誌を引っ張り出してきて、「東京は、僕が求めたものを僕が求める程度に与えてくれる」というくだりを繰り返し読み、自分を鼓舞した。手元の雑誌を見ると、この部分に横線が引いてある。
確かに、東京は僕が求めたものを、僕が求める程度に与えてくれた。
僕はこの詩を書いた人とは違って東京を離れてしまうけれども、これからは、この一文の「東京」の部分を「人生」に置き換えて読むようにしようと思う。「人生は、僕が求めたものを僕が求める程度に与えてくれる」と。
posted by うめ at 01:16| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

報告

一部の友人には話したのだが、東京を離れて姫路で暮らすことにした。引越しの予定は3月1日。今年は神田川の桜を見ることができない。
実は、帰郷については昨年の夏頃から悩んでいた。この半年あまり、東京に住み続けることのメリットと、姫路で待ち構える大きな仕事を天秤にかけ、どちらに振り切れることもない針を睨み続けていた。

東京に出てきてからもう10年になる。生活の基盤は完全に東京にあるから、18まで過ごした姫路に帰るといっても、何だか知らない土地に移り住むような気がしている。寂しいなあ、というのが正直な気持ちだ。東京を離れることで、東京に住む友人たちと僕をつなぐ糸が細く細くなってしまうのではないだろうか。・・・などと書き始めるときりがないので、止めておく。確かに未練はたくさんあるが、自分としてはこれはポジティブな選択だ。
引越しまであまり時間がなくせわしないのだが、みんなに一度会っておきたいなあ。
posted by うめ at 00:30| 東京 ☀| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月13日

2007年10月12日(金)

最近は 7 時前後にラジオの電源が入るようにセットしてあるから、AM のニュースを聞きながらゆっくり眠気を覚ましている。今朝のトップニュースは首都圏の駅の改札が軒並み使えなくなったというトラブルだった。もう会社に行ってないから自分には関係ないけれども、大きな事故?を人様と共有できないのはそれはそれで寂しい、などとぼんやり考えつつ、2ch の交通情報板をチェック。地震が起こったときもそうだけど、2ch は情報が早いね。学生の頃は「2ch!? け、汚らわしい! あんな人非人の巣窟など!」なんて(本心から)思っていたけど、今や東で首相が辞めたら 2ch、西で飛行機が事故っても 2ch ですよ。
さてさて、服を着替えて、近所の亀井堂へ。久しぶりに名物のクリームパンを買った。コーヒーを淹れて 8 時 15 分にはテレビの前にスタンバる。近頃の梅風呂の活力源は、NHK の朝の連ドラ『ちりとてちん』。放映が始まってから 2 週間も経っていないけれど、非常に面白い。今後の展開には期待大だ。12 時 45 分からの再放送も必ず観てるもんね。
今日は 9 時前には仕事を始められて、ナイスなスタートを切ったはいいのだけれど、どうにも作業がはかどらない。今は翻訳ではなく、翻訳する前の下準備をしている。Trados のコンポーネント ソフトを使用して、今回の対象ファイルの旧版を翻訳メモリに登録していっているのだ。Word で数百ページに及ぶ文書を手動で TM (Translation Memory) に取り込んでいくので、時間もかかるし骨も折れる。そのため、30 分やっちゃあ席を立ち、1 時間やっちゃあ外に煙草を吸いに行き、の繰り返しだった。
それでも何とか本日分のノルマが終わり、そろそろ PC を閉じようかというときに、タイミングよく b98 から晩御飯のお誘いが来た。ティーヌンで飯を食い、その後はお決まりのパターン、ルノアールでお茶を呑む。最近ぼくらが話すことは、Youtube とニコニコ動画と漫画のことばかりだ。あ、それでもイラクで誘拐された横国大生のことは話したな。僕は今、世論が「自己責任」の方に動いていくのか、それとも「全力で救出してあげてくれ!」というような方向に動いていくのか、注視している。誰が世論を束ねていくのか。新首相はどういうスタンスを取るのか。僕個人としては、「世界を見たい」という気持ちは「女を抱きたい」というリビドーや、「会社を興してビッグになりたい」という野望などと同種の、僕ら若者が持つ荒っぽい欲望のひとつのかたちじゃないかと思うから、彼が危険な地域に出かけていったことを責める気持ちはさらさらない。そういう欲望を僕らから取り除いたら、何が残る? また、海外で自国民が危険な目にあっているとしたら、国家があらゆる手段を講じてそれを救出するのが当然の義務だとも考えている。たとえかれが崇高な目的を持ってボランティアをしに行っているのだとしても、女や葉っぱを買いにいっているのだとしても、だ。まあそもそも責められるべきは誘拐犯であり、嘆くべきはそういう犯罪組織が跳梁跋扈する世の中の方だ。それにしても、外国の旅行者を誘拐するような輩は馬鹿だね。旅行者というものは、その国で見た美しいもの、出会った楽しいひとびとのことを自国に帰ってから友人知人に話す。土産話を面白可笑しくするために、危険な目にあったことなんかをちょっぴり織り交ぜたりするけれど、語られるのはもっぱらその国の良いところ、優れたところだよ。旅行者は、美しい言い方をすれば、文化の橋渡し、大げさな言い方をすれば、小さな外交官か。ところが、いったんこういう出来事が起こると、あの国は危険な国、テロリストと犯罪者の巣食う国、という強い印象が植え付けられる。僕らの間に不信と憎しみの感情が芽生えるわけだ。そして果てしない泥仕合の始まり始まり、となる。人間はそんなに賢い生き物ではないから、やられたらやりかえさずにはいられない。とはいえ、ひとりでは仕返しする勇気もないから、似たような仲間を集めて力を得ようとする。マスパワーというやつだ。そうなるともう止められない。
さてさて、そうこうしているうちに、ナンバ氏とtrueeyesも合流して、再びYoutubeと漫画の話に。いつもどおり楽しい会となりました。明日はナンバ氏に自転車を直してもらうことになった。チェーンは錆び付いているし、ブレーキもあやしい。タイヤは何ヶ月もパンクしたまま放っている・・・。学生時代に北海道を共に回った相棒のハズなのに。
posted by うめ at 01:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

愛の反対

最近街中で「ひどい」母親をよく見かける。人通りの多い繁華街で、火のついたように泣いている子供を大声で叱り続ける(というより罵倒している)母親や、物心もつかぬような幼児に対して、まるでかれが大人であるかのようにその行儀の悪さを「論理的に」責め立てている母親。いずれの場合も、ああ、これは虐待というものなのではないだろうか、この子はまともな大人に育ってくれるだろうか、いや、この子も大人になったら、その母親と同じように子供を虐待するのではないのだろうか・・・などと考えながらも、クールな都会人よろしく見て見ぬふりをしていたのだけれど、先日見かけた母子は放っておけなかった。いや、結局何もしなかったのだけれど、声をかける寸前だった。仕事帰りだったと思うのだが、メトロの高田馬場駅ホームに下りていくと、2、3 歳の子供がひとり地べたに這いつくばり、金切り声をあげていた。迷子なのかと思ったが、どうも少し離れたところにいる女性が母親らしい。かれはその女性に向かってママ、ママと叫んでいるようだったから。ところがその女性は子供の方をまったく見もせず、無視を決め込んでいる。1 分経ち、2 分経っても、子供は泣き続け、母親は知らんぷり。ホームで電車を待っている人たちもその母子が気にかかるらしく、ちらちらと目をやっている。特に近くに立っていた西洋人の若者が落ち着かぬ素振りを見せている。自分の握った手の平も変な汗をかいてきた。警笛を鳴らしながら電車が入ってきて、ああこれはもう駄目だ、声をかけよう、と思ったその瞬間に、女性は何事もなかったかのようにすっと子供を抱きかかえ、止まった電車に乗り込んだ。それを見て少しだけほっとしたのだけれども、よっぽど言ってやろうかと思った。子供さん、泣いてたじゃないですか。それって、ネグレクトっていうやつじゃないんですか、と。
そういえばマザー・テレサによると、愛の反対は憎しみではなく、無関心なのだそうだ (The opposite of love is not hate, it's indifference)。

それにしても、もう少し勇気が欲しい。いじめを見て見ぬ振りをしている者もいじめている者と同罪だというけれど、子供がneglectされている姿を見て見ぬ振りをする者も、neglectする母親と同じ罪を被るのだろうか。あのとき僕が声をかけることで、あの子供の人生が少しでも好転したのではあるまいか、などと考えると居たたまれぬ気持ちになる。
posted by うめ at 00:22| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

自宅で仕事

明日から自宅で仕事することになったので、連休中はその準備をしていました。デスク周りを片付けてから、会社で使用していたPCやツール類をそのまま自宅に運びました。1組のディスプレイ、マウス、キーボードでプライベート用と仕事用の2台のPCを操作できるように、「パソコン自動切換器」なるものを購入。机の上のスペースを節約できて、便利です。機械式ではなく、デジタルで切り替えを行うので多少ノイズが混じるらしく、ややディスプレイ表示の質が低下したような気もしますが、ホットキーで素早くインターフェイス類を切り替えることができるので満足満足。
また、長時間のPC作業には良いワーキングチェアが不可欠だろうということで、b98につきあってもらって大塚家具やハンズをまわってきました。悩みに悩んだ結果、オカムラというメーカーの「バロンチェア」を購入。これで快適な作業環境が約束されたハズ。到着が待ち遠しいです。
さて、自宅で仕事をするとなると、今まで以上に時間の管理が重要になってくると思います。早寝早起きを心がけ、甘い誘惑の声に負けないようにしなければ。そして平日は基本的に人との会話なしに仕事をすることになるので、アフターファイブや週末には積極的に人に会うよう心がけます。これまでのような引き篭もり生活は止め、止め。
posted by うめ at 00:27| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月29日

今日の梅風呂

選挙に行かなきゃなぁ、どこに入れようかなぁなんて考えていると、雷が鳴った。程なく雨も降り出した。雷鳴が徐々に近づいてくる。後輩君とメールのやり取りをしているうちに瞼が重くなって、いつの間にか眠ってしまっていた。覚えていないけれども夢を見たと思う。目が覚めると、窓の外で黄橙色の西日が差していた。ズボンを履き、財布と携帯と鍵と選挙の用紙を持って家を出た。時雨のおかげか、うだるような暑さではなくなっていた。家から10分ほどのところにある投票所は全然混んでいなかった。だから、いくつもの目が僕の一挙手一投足を追いかけてくる。よれよれのTシャツと半パンで出てくるんじゃなかった、髭を剃ってくればよかったと思った。誰にも目をあわさないようにして、そそくさと投票を済ませた。投票所のとなりにあるスーパーで晩御飯の材料を買った。今日は忘れずにポイントカードを持ってきたから、45Pたまった。1Pがいくらに換算されるのかは知らない。
今晩はそうめんと決めていた。薬味を刻もうと思ってまな板を動かしたはずみに、洗った食器を入れていたボウルが台から転げ落ちた。雷が落ちたときみたいな音がした。重宝していた皿ばかり3枚も割れてしまった。東京に出てきた次の日に買ったご飯茶碗もくだけてしまって、悲しくなった。大きい破片は手で拾い集めて、小さい破片は掃除機ですいとった。けれども、どうやら見過ごした破片があったらしい、いつの間にか足の腹を切っていた。畳に点々と赤い血の跡がついていたので、気が付いた。野菜を刻んで素麺の上に散らし、つゆをかけただけの簡単な食事を済ませたあと、頼まれ仕事を少しずつやっつけている。たまに選挙速報を聞く。窓の外では時折稲光がきらめき、雷鳴が夜の黒い大気を震わせている。
posted by うめ at 22:23| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月22日

よってたつところ

いろいろと思うところがあって、しばらくの間、翻訳のことだけを考えた生活を送ってみる。翻訳に真摯に向き合ってみるよ。ちょっとした決意宣言。
posted by うめ at 23:14| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月30日

さよならノーチラス号

『ふしぎの海のナディア』の最終回で、ナディアの兄のネオがナディアを助けるシーンがあるやろ。ネオの体はガーゴイルによって機械化されてしまっているから、電源を切断されていったんは活動が停止してしまうんだけど、意志の力で再び動き出し、ナディアの意識を操る機械を壊す。このときに使用されているBGMが、『エヴァンゲリオン』でエヴァが暴走するシーンでも流用されてるんだって。エヴァの暴走は何回もあったけど、どのシーンなんだろう。零号機なのか、初号機なのか。
posted by うめ at 20:44| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

功徳

そのとき梅風呂は歩いておった。空模様を気にしながら、馴染みのカレー屋に向かって急いでおった。ひょいと道の際を見ると、折りたたまれた千円札が落ちている。思わず拾い上げて、広げてみた。裏返してみたり、日の光に透かしてみたりと、ためつすがめつやってみたが、どうやら本物らしい。急に周りの目が気になって方々見回してみるが、梅風呂のことをうろんな輩と見る者もいない。さてさて、どうしたものか。交番か、人探しか。思い出したように雨がぱらついてきたので、千円札をすっと懐へ仕舞いこんで、カレー屋に急ぐ。今日も店は賑わっている。いつもは辛抱して普通の野菜カレーを頼む。ところが今日は、券売機を前にした梅風呂の手があれよあれよという間に「大盛り」「チキントッピング」「ベーコントッピング」のボタンを押しておった。ピッポッパと、本人の意志に関係なく動いてしまったのである。
今日もカレーは美味であった。しかし、いつもよりもずいぶん豪勢で、梅風呂は幸せなのであった。
posted by うめ at 20:13| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

リベル・タンゴ



アストル・ピアソラ『リベル・タンゴ』
Anderson & Roe

こいつら、鍵盤の上で何やっとんねんというかんじ。
こんなえろい弾き方は初めてみた。
でも、ピアソラはこのくらい官能的に弾くのもいいかもしれん。もちろん、さらりと流し弾くのもかっこいいが。

↓こちらはオフショット。難しそうだ。
posted by うめ at 23:48| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

レタモン

バイオの力は凄いよ。科学万能の世の中ですな。
上野樹里のCMがけっこう面白い。

レタモン

無料試食に申し込みますた。
posted by うめ at 11:48| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

満ちてくる

最近、自分の中にさまざまな思いが満ちてきているのを感じるのです。心の中には自分でも気付かない欲望や、気付いていても見ないふりをしている思いが影のように漂っています。それらが少しずつ厚みを増していき、正体を見せようとしています。そう言えば5年くらい前に、アルバイトをしていた花屋から枯れかけたパキラのミニ鉢植えをもらってきたのですが、まったく手をかけず、何日も水遣りを忘れるような可哀想な扱いをしていたにもかかわらず、夏を迎えるごとにぐんぐん伸びていき、今や50cmくらいまでに成長しています。このパキラと同じように、心の中の思いも、知らぬうちにずいぶん大きくなるようなことがあるのですね。
posted by うめ at 23:15| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

前世は百姓

こないだ他人の前世がわかるという知り合いから、
「梅風呂くんの前世は・・・楽器を作っている人。そう、ヴァイオリンを作っている職人さん」
と言われて、何だかとても嬉しかったのだけれど、さっき今晩のご飯を作りながら考えたのは、僕の前世は普通の百姓だったんじゃないかということ。というのは、雑炊が僕の大好物だから。適当に野菜を刻み、鶏肉と冷や飯を放り込んで、ぐらぐら煮立った熱いのをハフハフしながら食べるのが好きだ。七味をたっぷりかけて汗を流しながら食べている。冬でも夏でも、季節に関係なく雑炊を作る。昔の僕はお箸の立つ米を食べられず、鍋で雑穀を煮込んだものばかり食べていたんじゃないだろうか。あ、でもそうしたら、雑炊が嫌いになっても良さそうなもんだが・・・。などと考えていたら、子供の頃、家の前の溝に農業用の水が来ているかどうか、毎日確認しにいっていたことを思い出した。幼馴染のちかちゃん家のそばに地下水をくみ上げるポンプ小屋があった。初夏から盛夏にかけて、太陽がまだ東の空にある時分に、ごんごんと大きな音を立てて水を吸い上げていた。溝に水が来ると、ブリキのバケツでくんで、乾いた庭木に水をやったり、道路に撒いたり、水遊びをしたりしていた。とにかく溝の水が好きで、農業用水が満ちてゆき、田に引き込まれ、そして引いてゆくのをぼんやり眺めていたこともあった。
うーむ、ヴァイオリン職人は非常に捨てがたいけれど、今度の土日に梅干しからっきょうを漬けてみようと考えている僕の前世は、やっぱり百姓のような気がする。雑炊は今日もおいしゅうございました。
posted by うめ at 19:59| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月01日

捨てっちまえ

物を捨てるのには勇気が要る。いつか使うかもしれない、いつか役に立つかもしれないという思いとの戦いだ。僕の場合、物にはそれにまつわる記憶をひっぱりおこすための紐みたいなものがついているから、物自体を捨ててしまうと、それに関係する記憶も頭の中の沼に沈んでしまってもう二度と取り出せないんじゃないか、という恐怖感もある。だから、物を捨てることはこの恐怖感との戦いでもある。
3連休最後の日、生まれてはじめてこの戦いに勝利した。部屋や押入れが手狭になってきたという現実的な理由と、新しいクーラー設置のために大家さんを部屋に入れなければならないという苦しい理由、それに身軽になろうというポジティブな理由を武器に、朝から物たちとの戦いに挑んだ。
テレビやPCの重みでひんまがっていた無印のパイプラックを解体し、ダンボール数箱分におよぶ翻訳学校時代の紙資料を破りすて、早稲田学報や雑誌を廃品回収に出し、よれよれのシャツを雑巾にして・・・とにかく、「1年使わなかった物は2度と使わないから捨てなさい」というどこかの偉いおばちゃんの言葉を厳密に適用したわけだ。
戦いには辛勝し、部屋も見違えるほどすっきりしたけれど、手傷も負った。物をたくさん買うことも疲れるけれど、捨てることも疲れるね。きっと昨日捨ててしまった物たちにまつわる記憶も、頭の中のどこか遠い荒野の、大地に寄った皺の中でひっそり朽ちていったり、からっ風に吹かれてシナプスの岩原を転がるうちに少しずつ欠けていったりするんだろうな。
そんだけそんだけ。
posted by うめ at 17:49| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

机の落書き

僕らに羽は無いですけど
空にも自由はありません
空に自由を求めるのは
飛べないものの無責任なワガママです
それでも僕らが羽を願うのは
少し不自由な気がするからです
今ここに居ることが


押入れの整理をしていて出てきたルーズリーフ・ノートの端にメモしてあった。
独文の授業だったか、日文の授業だったか・・・。一文の古い教室の、古い机の上に書かれていた落書きだ。何となく気になって、メモしたんだった。誰が書いたんだろうなあ。
posted by うめ at 20:52| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

答えを出さない それが答えのような

お湯の出が悪いので、少し梅風呂はお休みにするよ。SNS の方も。
もし僕に会いたくなったら・・・手紙をくれたら嬉しい。まめに返事するぜ?
それか、百年の孤独にメールをください。近況とか知りたいよ。

じゃ、またいつか。ばいばい。 梅風呂より
posted by うめ at 01:34| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

カラス

帰宅途中に公園の側を歩いてたら、カラスに「アホーゥ」と言われた。2度も。アホ言う方がアホなんじゃ。
そもそもカラスの言葉は「カァ」やろが。今度おうたらイシぶつけたる。
posted by うめ at 19:24| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

久しぶりに翻訳の話

久しぶりに在宅で翻訳の仕事を受けることになった。少し大きな仕事なので数人で分担して行う。数年来のお付き合いをさせていただいている方々との共同作業だから、楽しそうだ。納期は 1 ヶ月と、ずいぶん長い。自分でペースを配分してやれそうだ。一応サラリーマンなので、さすがに徹夜はできない。このくらい納期に余裕のある仕事ばかりだといいんだけど。
人は「寝なくても大丈夫だけど、食べないと駄目な人」と「食べなくても大丈夫だけど、寝ないと駄目な人」に分けられるという話を聞いたことがあるのだが、僕は圧倒的に後者だ。寝たら寝ただけ働ける (友人のはっちゃんと一緒だ)。イクスタやななちん、TAC は前者なのではないだろうか? そういう人ほどここ一番という時に踏ん張りがききそうで、少しうらやましい。僕なんか会社で仕事をしていても、睡眠が足りない日の午後には意識がうっかりヴァルハラに飛んでいってたりする。
僕のこの寝ないと駄目な体質は、きっと子供の頃の生活習慣で決定付けられたのだと思う。梅風呂の父は最近まで市場に勤めていたし、母は僕が高校生の頃まで新聞配達をしていた。そのため朝が非常に早かった。いや、朝ではなく深夜といったほうがいい。父は 1 時半、母は 2 時には家を出ていたのだ (今気が付いたのだが、僕は一人っ子だから 3 歳くらいからずっと家に一人で寝ていたことになる)。そういうわけで、両親とも床に就くのが早かった。9 時には家中の電気を消して、おやすみなさいだった。そして僕は母親が帰ってくるまでは布団でぐうぐう。こういう生活が長く続いたもんだから、「寝ないと駄目」体質が染み付いてしまったんだと思う。

あれ、翻訳の話がいつの間にか睡眠の話になってしまった。
posted by うめ at 01:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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