村上春樹『アフターダーク』読了 梅風呂

2004年10月11日

村上春樹『アフターダーク』読了

はっきり言って、2つの(もしくは3つ以上の)ストーリーが別々に進行していって、最後の方で関連付けられるという手法には飽きた。『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』では成功を収めていたと思うが、それ以降の作品ではもうご馳走さま。

よく言われているが、作中の「わたしたち」とは誰だ? でも、そんな問いはきっと意味がないんだろうなあ。作中で語り手がころころ替わるが、友人がそれをイタロ・カルヴィーノ的だと言っていたけど、それとも随分違う気がする(きちんと読んでないけど)。

まあ面白くもつまらなくもなかった。・・・・・でも春樹が新作を出すと読んでしまうんだ。やっぱりそこに「何か」あるのだろうか。「何か」があるように感じさせるのが巧いのか。


最近カフカ『カフカ短篇集』をちょろちょろと読み直してみたんだけど、お勧めです。滑稽でシリアスで面白い。
posted by うめ at 21:07| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひさしぶりに来ました。
遅ればせながら翻訳終了おめでとう☆
HPはまだです。ちょこちょこ作ってるけど。
てか、トップ絵に使ってくれてありがとう。

アフターダークに関しては、私も同じ感想でふ。
Posted by イクスタ at 2004年10月13日 23:27
モルボルはやはりうめシンボルだからね。

しかし、毎日来てもいーんだよぅ。


今カフカ『カフカ寓話集』と山川出版社『高校世界史B』を読んでいます。

Posted by うめくーまん at 2004年10月14日 02:13
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