アコーディオン : Dmitriev - Bach - Toccata in d-moll BWV565 梅風呂

2007年12月01日

アコーディオン : Dmitriev - Bach - Toccata in d-moll BWV565


トッカータの部分


フーガの部分

Youtube で見つけた。バッハの有名な「トッカータとフーガ 二短調」をアコーディオンで演奏したもの。これには脱帽した。
まずその音。ホールの音響も一役買っているのだと思うが、これはもうパイプオルガンの音そのものだ。空気を送り込んで音を出すという構造は同じであるものの、こんな小さなボディからパイプオルガンに引けをとらない豊かな響きが生まれるとは。表現できる強弱の幅も驚くほど広い。
演奏者の力量も相当なものだと思う。本来なら両手両足 (場合によってはストップ (音色を変えるための音栓) の操作を担当する人までいる) を使用して演奏するところを、両手だけでこなしているのだ。ある程度省略している部分があるのだろうが、教会やコンサートホールで聴くオルガンの演奏と比べても遜色がない。
そして何よりも感心したのは演奏者の左手。音を出すためには蛇腹を伸ばしたり縮めたりしなければならないが、フレーズや音の切れ目と蛇腹の切り返しが見事に一致している。また、蛇腹の操作中も絶え間なく指を動かし、早いパッセージやトレモロを難なくこなしている。これは 2ch でいうところのネ申です。

これまでアコーディオンというと小学校の音楽会で使うようなものを思い浮かべていたけれど、認識が改まりました。凄い楽器だ。
(ちょっと調べてみたところ、タンゴの演奏に使用されるバンドネオンは弟分であるとのこと。だが構造や音の出し方はかなり違うようだ。)

演奏者の名前 "Dmitriev" で検索すると、ほかの演奏もヒットします。「セビリアの理髪師」や「熊蜂の飛行」といった有名どころもアップされているけれど、1 番のお勧めは、Zolotaryov という作曲家の "Partita"。ディナーミクが凄くて、なんだか怖いくらいです。
posted by うめ at 03:39| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。