起業と転職の時代 梅風呂

2005年05月27日

起業と転職の時代

世は起業と転職の時代である。
書店には独立や転職についてのハウツー本や成功本がたくさん並べられているし、ネット上でも起業を目指す若者のHPやブログが乱立している。テレビの特集で取り上げられることも多くなった。自分が適齢期(?)に達したからかもしれないが、本当によく目につく。

そういう世間の風潮をみると、何だか複雑な思いに駆られる。ようやく社会が大企業本位ではない方向に向かいつつあるのだという実感とともに、これも一時のブームなのではないかという思いがあるのだ。一部の若者は、独立・転職することを虚栄的なステータスと捉えているのではないだろうか。本来大切なのは「仕事の中身」なのに、「起業すること自体」が目的になっているケースがあるような気がするのだ(それと同時に、仕事やビジネスがゲーム化してきている現状にも一抹の不安を覚える)。


かく言う自分も、ゆくゆくは個人で事務所を構えたいと思っている口だ。もっとも僕の場合は会社を興して規模を拡大していく「小⇒大」ではなく、会社組織から離れて自分にしか出来ない仕事をしたいという「大⇒小」のイメージなのだが。


うーん、羨望と懐疑が入り混じって考えが纏まっていないから、オチがない文章になってしまいました。自分に引き寄せて考えてみて、皆さんはこういう世の風潮をどう捉えていますか? そろそろ離職・転職も現実味を帯びてくる年齢になったよね。
posted by うめ at 00:44| バンコク ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 世間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も資格(建築系)がとれたらー、とか思ってはいるんだけど、動機はどうあれ、ちゃんと経営していくっていうのが一番難関だよね。
建築関係は特にそうだけど、企業にいるからこそできるおもしろい仕事っていうのもあるし、企業だからできないっていう分野も勿論あるし。

まあ、自分がどんな仕事したいか、によるって感じかなあ。ううむ。
Posted by ばん at 2005年05月27日 22:58
私もブーム、そう思うです。昨日、大学の先生が、小論文という入試科目がなくなりつつあるって話をしていた。なくなりつつある理由は、受験生が塾で勉強してきてほとんど同じような回答するから、小論文をやる意味がないらしいですよ。

私が高校3年生のときは、小論文全盛期で、ショー論とかいって頑張っていたよ・・・。

結構前にシンガポールに遊びに行って、子供の時に、日本人の若い女性がシンガポールで就職するのがはやっていたことを思い出した。実力社会だから、女性でも認められるとかききました。けれども友達でシンガポールで就職した人なんて一人もいないだすよ。

ティラミスとかパンナコッタとか、ナタデココもブームだったけど、今思えばなんか不思議・・・。

働き方のブームも、後から思い出すと不思議です。ブームに左右されないで、いつも自分らしく生きたいもんです。(学生のぶんざいですいません)




Posted by ブーム at 2005年05月27日 23:30
なんか、日本語へんだった。すんません。今度は見直ししてから書きます。小論文ブーム時代@受験世代・・・。小論文がいみないことが分かります。
Posted by ブームのコメントを書いた者です at 2005年05月27日 23:33
変な時間に目が覚めてしまったので、睡眠導入として梅風呂に入浴。
今回は難しいテーマだね。
前の会社で上司が「自己実現のためにがんばってください」と言っていた。
でも、正直「この会社での自己実現ってなんだろう、
ノルマを上げるだけが評価対象じゃないか!」と思ってました。
でも辞めて思うことは、ぱん様(はじめまして)の言うとおり、
企業に属しているからできることもある、ということです。
ちなみにわたしは先日このブログで紹介していただいた
MJ Roseなる趣味全開早くも経営難の商売(?)を始めましたが、
ひとりでやるのはそれはそれで楽しい。
でも、同僚や上司がいるのはもっと楽しいかな、と思います。
なんだか幼稚なオチでごめんなさい。
これじゃ、小論文は不合格ですね(笑)
Posted by みぽ at 2005年05月28日 05:05
なんつーかよー、どんな時代でもマスコミその他が射幸心を煽ってみんなが跳びつくっつー図式があるよね。

仕事やビジネスがゲーム化してきている現状に僕は反対しませんね。反対するに足る理由が見つからないんだもんさ。
Posted by 破壊王子コイケ@勉強中 at 2005年05月29日 01:22
このエントリを書いた時点で欠けていた視点。
職域・職務に関わりなく、マネジメントそのものやマネーゲームに価値を見出す、或いは面白さを感じる人がいるということ。自己実現の方法の一つである。

何が引っかかっていたかというと、起業や転職で財をなす(のし上がる)ことを、世間(というよりメディア)が右倣えで過剰に賞賛しているようにみえること。 

>ばんちゃん、みほ

多分ばんちゃんとかミホは、目に見えたり伝わったりする個人対個人の「サービス」に価値を見出す人なんと違う? 僕もそうだけど。
特に今僕ら3人は形は違えど「モノ」を扱う仕事してるしね。


>カモシー

「ブーム」って誰かと思った。カモシーはコメントくれた人たちの中で、一番ブームに流されない人だと思う(笑)。自分らしく生きてるやん!いつも君のバイタリティには脱帽です。アメリカのユダヤ人コミュニティに繋がりがあるのは、君くらいなもんだ。


>破壊王子

期待通りのコメントありがとう(笑)。

関係ないけど、僕もさ、ちょっくら後悔することがあるんだよね、普通の企業に就職して、ばりばりやってみるのも悪かなかったかなーってさ。組織にもまれてみてもよかったかな、とも。ガツガツ働けるのって、20代の特権やし(まあ生協くらいのヌルさが僕には合ってんのかもしれんけど)。
ところで研修はそろそろ終わりかな?乙カレー。
Posted by うめ at 2005年05月29日 02:46
皆様、別の視点からコメントさせて頂きます。
起業と転職が起こる原因;

・今の若者に忍耐力が欠けている。
皆さんはどう思われます?かくいう私も充分若いつもりではいますが、これは結構当たっていると思います。だって、会社に給料を出してもらってそれで食ってるんだから、多少なりとも仕事が大変なのは当たり前じゃない。もし辛いと感じるようであれば少しでも楽しめる方向へ持っていく努力をすべき。それでも駄目なら、転職でも何でもすればよろしい。入社3年目の若造の自分が言っても説得力は皆無に等しいのだけど、でも、それでも敢えて訊いてみたい。「その責任は誰にあるのか?」と。人生を一本の曲線、受験や就職、結婚(女性の場合は出産も含む)等転機を分岐点と置き換えてみよう。どこでどんな選択をしても、その責任て最後は自分に帰ってくるんじゃないの?
そんなことをグダグダ言ったところで何も始まらないし何も生まれない・・・私はそう思うんだけどね。

問題なのは転職&起業家が増加することで影響を受ける我らが後輩君たちでしょう。一流企業に入ったところで諸先輩方に次々と辞められたんじゃあ、採用率は一向に下がる一方。就職難は以前として続くだろうしこれじゃあ景気も回復しないよな。




Posted by 尚子 at 2005年05月29日 09:31
職業柄色んな会社の、色んな社長と話す機会があるんだけど、企業というものは一朝一夕のものではありえないと思うよ。起業=ヒットというか何か宝くじを買うような感覚で「このビジネスが当たったらいいな」的な発想で動いてる人が多いから「ブーム」って言われるんだよね。
うちの取引先で大口販売先が倒産した先があって、この2週間はその会社の生き残りのために全てを費やしてたんだけど、一番つよく思ったのは会社であるという「命」。社長を始め役員従業員全員が、生きよう!って頑張ってるの。その必死な姿を見てると、あたかも会社自身が意思を持って立ち上がろう、生き抜こうってもがいてるみたいな感じがして、社員一人一人より、何かもっと大きな見えない「姿」を感じました。
「企業は人なり」っていう格言があるけど、そのもう一つの解釈が見えた気がします。企業って生きてるんだなぁって。生きてるからこそ成長もするし倒産もする。起業をするって事は命を作ることだと思うと、それをブームにするって事は、簡単に子供を作って殺しちゃったり虐待してる最近の若者にまさに通じるものがあるよね。ん?長文過ぎたか!?スンマセン。
Posted by ひで at 2005年05月29日 21:56



>尚子

・今の若者に忍耐力が欠けている

確かにこれもあるかもね。アツシの会社では、スキルを身につけた先輩が続々と離職していて、四苦八苦しているらしい。
でも本来、起業や転職には、普通に現在の仕事を続けていく以上にエネルギーがいるもんだよね。自分の負うべきリスク・責任も格段に増す。
ポジティブアクションとしての起業・転職は応援できるね。


>ひでぼうず

コメントさんくす。銀行員だからこそ強く感じられることなんだろうね。
僕はどうしても仕事を自分個人のものとして捉えてしまいがち。でも生き物としての企業、という側面も忘れてはいけないね。それに、どんな企業体にも社会への貢献や社会的意義があるはず。社会の中の集合体としても考えないといかんな。
ひでが素敵なことを書いたので、少し感動しました(笑)


いやはや、みんなからコメントもらえて嬉しい。これからもどんどんコメント下さい。書きがいがあるよ!
Posted by うめ at 2005年05月29日 23:32
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。