北杜夫『どくとるマンボウ青春期』読了 梅風呂

2005年02月09日

北杜夫『どくとるマンボウ青春期』読了

北杜夫『どくとるマンボウ青春期』読了。

今週は何の予定もないので、これまで買いためた本を読み進めている。

以下裏表紙より。

「18歳のマンボウ氏は、バンカラとカンゲキの旧制高校生活で何を考えたか―。個性的な教師たちと大胆不敵な生徒たちが生み出す、独特の元気と喧騒に身をまかせながら、ひそかに文学への夢を紡いでいったかけがえのない日々は、時を経てなお輝き続ける。爆笑を呼ぶユーモア、心にしみいる抒情、当時の日記や詩を公開、若き日のマンボウ氏がいっぱいにつまった、永遠の青春の記録」


この本が出版されたのは、僕が生まれる10年以上前である。それを今日読み返しても全く古びていないのは、「青春」が感傷的であるにもかかわらず、泥臭く破茶滅茶なのは今も昔も変わらないからだろう。

この本を読んで思い出したのは、自分の通った高校のことである。僕の高校は明治11年創立の、兵庫県内で最も古い歴史を持つ高校である。そのためか、旧制中学時代から続いていると思われる行事がいくつもある。「続いている」と言っても、昔を知る古い教師たちがやらせているのか、惰性で続いているのか、我々が旧制中学の歴史を少しでも感じているのか、単にやらされているだけなのかはもうよく覚えていない。

例えば、毎年2月に行われる寒中稽古。朝1時間くらい早く学校に来て、(柔道か剣道をやったあと?)校庭をぐるぐる走る。これは一週間続く。(そういえば、takaは足が速かったなあ。寒中稽古で一緒に走ったことがあった気がする。ついていくのに必死だった)


ふと思ったのだが、あの高校では新しく行事なり伝統なりが生まれることはないかもしれない。少なくとも生徒の側からは。みな一通り部活、体育祭、文化祭などに力を入れるのだが、どこか醒めた空気が確かにあった。特に3年生にもなると、「受験」というものが常に僕らの頭のどこかに居座っていた。


いや、しかし・・・。


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posted by うめ at 21:35| バンコク ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたし、このシリーズ、、
ものすごい前に一冊だけ読んだことあるー。
航海記かなあ?
お姉ちゃんが持ってた。
でも、おもしろかったってことしか覚えてないや(笑)。

高校って独特の世界やったよね。
みんなが各々自分の世界観もってたよねえ。
寒中稽古って、まだやってるのかなあ(笑)。
Posted by ばん at 2005年02月10日 21:06
おーばんちゃん! ようこそいらしたヾ(・д・。)
今度は航海紀を読んでみようと思う。

高校のみんなの個性は、大学に入って更に開花した気がするのう。

トランペットはここ数年吹いていません。哀しいことに・・・。
Posted by うめ at 2005年02月10日 21:53
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