梅風呂

2009年06月28日

必衰

連日、マイケル・ジャクソンの死がメディアを賑わせている。彼の死を知って泣き崩れる女性の姿や、生前の活躍を映した映像を見ても何の感慨もわかない僕にとって、マイケル・ジャクソンは特に近しい存在ではなく、テレビでたまに見かける有名人の 1 人に過ぎないのだ、と思った。ではどの有名人が亡くなったらあの女性のような悲しみに襲われるだろうか、と考えてみたけれど、すぐには思いつかなかった。むかし神戸新聞である養護教諭の連載をかかさず読んでいたのだが、その教諭が震災で亡くなったことを同じ紙面で知ったときは悲しかったな。有名人ではなく、第三者というくくりになるが。

悲しいといえば、最近マルタ・アルゲリッチの弾くバッハのパルティータを聴いたときも寂しい気持ちになった。無双の技術で鳴らした彼女の衰えが垣間見えた気がして。よく聞くと、カプリチオなどの早いパッセージで運指が少し怪しくなっているのだ。まあ、彼女はもともと気分に波のあるピアノ弾きなので、単に調子が悪かっただけなのかもしれないが。




こちらは全盛期の頃のシューマンのピアノソナタ第 2 番。今好きかと問われたら「まあまあ」くらいに答えておくだろうが、初めて聞いたときは圧倒されて鼻血が出そうだった。
posted by うめ at 21:37| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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