梅風呂

2009年06月28日

必衰

連日、マイケル・ジャクソンの死がメディアを賑わせている。彼の死を知って泣き崩れる女性の姿や、生前の活躍を映した映像を見ても何の感慨もわかない僕にとって、マイケル・ジャクソンは特に近しい存在ではなく、テレビでたまに見かける有名人の 1 人に過ぎないのだ、と思った。ではどの有名人が亡くなったらあの女性のような悲しみに襲われるだろうか、と考えてみたけれど、すぐには思いつかなかった。むかし神戸新聞である養護教諭の連載をかかさず読んでいたのだが、その教諭が震災で亡くなったことを同じ紙面で知ったときは悲しかったな。有名人ではなく、第三者というくくりになるが。

悲しいといえば、最近マルタ・アルゲリッチの弾くバッハのパルティータを聴いたときも寂しい気持ちになった。無双の技術で鳴らした彼女の衰えが垣間見えた気がして。よく聞くと、カプリチオなどの早いパッセージで運指が少し怪しくなっているのだ。まあ、彼女はもともと気分に波のあるピアノ弾きなので、単に調子が悪かっただけなのかもしれないが。




こちらは全盛期の頃のシューマンのピアノソナタ第 2 番。今好きかと問われたら「まあまあ」くらいに答えておくだろうが、初めて聞いたときは圧倒されて鼻血が出そうだった。
posted by うめ at 21:37| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

AKIRA

金田の誕生日は2003年9月5日、鉄雄の誕生日は2004年7月29日らしい。なんてこった、もう過ぎてしまってるじゃないか。いま、金田は5歳、鉄雄は4歳か・・・・現実の時間、現実の世界と重ね合わせてみると、何とも奇妙な気持ちになる。『AKIRA』を初めて呼んだ頃、世紀末には何かとんでもない悲惨な出来事が待ち構えていて(それこそ第3次世界大戦とか)、『AKIRA』に描かれているような時代がやってくるんじゃないかと薄ぼんやり考えていたのだけれど、現実には恐怖の大王はやってこず、拍子抜けするほど何にも起こらなくて、それはそれで大変結構なことなのだが、30を目前に控えているというのにいまだ心の襞の裏側に冒険とスリルを求めている子供な僕が隠れていることを意識している僕としては、ほんのちょっぴり物足りなかったりする。AKIRAと言えば、高校1年のときの同級生、無口でまじめで勉強一筋のあの子、夏休み明けの超絶に難しい実力テストで満点を取ったあの子、球技大会のような下らないイベントには一切参加しなかったあの女の子と、なぜか漫画の話をしたとき、「私が一番好きな漫画は『AKIRA』」と言い切っていたのを思い出す。ちなみにキヨコは1979年生まれ、タカシとマモルは1980年生まれとのこと。なんてこった、同学年じゃないか・・・。
posted by うめ at 23:22| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

武甕槌神

夕暮れ前、遠雷が近づいてきたので、玄関から北の空を照らす稲光をぼんやり眺めていると、母が瞬間的に停電したことを教えてくれた。慌てて仕事部屋に戻ると、案の定PCの再起動がかかっていた。幸いにもPCに異常はなく、作業中のファイルも破損していなかった。Trados側にも訳文が保存されているので、万が一ファイルが壊れたとしても一から翻訳しなおす必要はないのだが、手間はかかる。ここ数年雷様の活動が活発化しているようなので、UPSの導入も検討しなければならない。


ところで、SDL Trados社から定期的に送られてくる宣伝メールの日本語がイマイチだ。

「革新的SDL Trados Studio 2009の新登場」
「プロジェクトごとの既存・新規コンテンツからの用語選定や用語集作成の時間を大幅に短縮します。」
「新しい SDL Trados Studio 2009 のライセンスを先行特価で入手していただけます。」

英語を翻訳したというのが丸わかりですな。
posted by うめ at 22:31| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

カイロ

友人のところでカイロの施療を受けてきた。彼の治療院は家島にあるのだが、子供が成長して身動きがとれるようになったのと、本土の方でもやってほしいという声が大きくなってきたため、月に数日は広畑の家で施術することにしたとのこと。自転車で数分のところなので本当にありがたい。
西高同級生の、あの人ですよ。腰痛肩こりにお悩みの方、紹介しますよ。
posted by うめ at 22:29| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月02日

カズオ・イシグロ『夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』

カズオ・イシグロの最新作、『Nocturnes: Five Stories of Music and Nightfall』の翻訳が出るようです。本国でも 5 月 9 日に出版されたばかりだというのに、何という早業。

夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語

訳者はお馴染み土屋政雄さん。柴田元幸じゃなくてよかった。
世間は村上春樹の『1Q84』で盛り上がっているけれど、僕にとってはこちらも (Wicked 風に言うと) Good News! です。
posted by うめ at 20:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イギリス圏の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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