梅風呂

2013年02月19日

【弾いてみた】なごり雪



【弾いてみた】今日は雪が舞ったらしいので久しぶりになごり雪を弾いてみた。
この曲大好き。歌詞に編まれてるホームでの別れの情景も美しいし、メロディーも胸に響くものがあるし。
posted by うめ at 17:38| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月17日

翻訳不可能性をめぐる3つのメモ

まだこのブログを覗いてくれてる人なんているのかな? 酸いも甘いも噛みしめて何とかやっています、というご報告を兼ねて、翻訳不可能性をめぐる3つのメモ。


1. 映画にもなった「ナルニア国物語」の第2巻『ライオンと魔女』で、魔女に唆されたエドマンドが虜になるお菓子と言えばプリンだけど、原文ではTurkish Delight(ターキッシュ・デライト)というトルコの砂糖菓子。日本の子供たちに馴染みのないお菓子だから、訳者が仕方なくプディングと訳した。雪と氷に閉ざされた寒い魔女の城で、冷たいプリンをむさぼり食ったりせんよね。子供心に「寒そう」と思ったものだよ。


2. 明治期に訳された「灰かぶり」(シンデレラ)を読むとね、シンデレラが「おしん」と訳されていたりする (別に、奉公に行ったり50%を超える視聴率をとったりするわけではないよ)。シンデレラを探しに来る挿絵の王子様は、サーベルを下げた軍服姿のおじさん。当時の翻訳者たちは、日本人に馴染みのないものを日本にあるものに積極的に置き換えていた。翻訳というよりも翻案と言った方がいいかもしれない。ちなみに、最初に「シンデレラ」を「おしん」と訳したのは坪内逍遙。シェイクスピア翻訳の先駆けとして有名な文学者だね。
グリム童話の翻訳の歴史については、ナダ出版センターの『日本におけるグリム童話翻訳書誌』に詳しい。ナダ出版センターからは、その他、シャーロックホームズやシェークスピア、児童文学などの翻訳に関する素晴らしい書誌が出ているよ。
http://homepage3.nifty.com/nada/index.html


3. エンデの『はてしない物語』はとてもよくできた作品で、至るところに面白いしかけがある。たとえば、『はてしない物語』の中で語られる『はてしない物語』は全部で26章あるけれど、これはアルファベット26文字と対応しており、第1章の書き出しは「A」から始まる単語 (具体的にいうと、Alles = 英語の All) に、第2章の書き出しは「B」から始まる単語 (Bertungen) になっている。第26章の書き出しはもちろん「Z」。これは、「すべての物語はアルファベット26文字で語られる」ということを暗示しているんだね。挿絵にも綺麗な飾り文字が描かれているよ。で、日本語版ではこのしかけがどうなっているかというと、残念ながら反映されていない。ぼくらの言葉は「いろは47文字」だからね。訳者さんも泣く泣くあきらめたのだろう。
これ以外にもいろいろと面白いしかけがあるんだけど、それは別のお話、いつかまた、別のときにはなすことにしよう。
posted by うめ at 01:06| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

「RENT」

「RENT」

■劇作・脚本・音楽・作詞:ジョナサン・ラーソン
■演出:エリカ・シュミット
■翻訳:吉元由美(訳詞)
■出演:福士誠治 / Ryohei / 米倉利紀 / ソニン / 田中 ロウマ / Shiho / Miz / 白川裕二郎 / 他
■会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール (兵庫県)
posted by うめ at 00:56| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

劇団四季「春のめざめ」

●ブロードウェイスタッフは00年代の「レント」を目指したのではないかと思った。

●しかし四季の開口法は何とかならんのか。台詞の自然な流れや繊細な感情の表現を台無しにしてた。ちょっとぐらい聞き取りづらくたって、声がかすれてたっていいじゃない。

●権威ある大人と慣習VS若者の自由奔放さやリビドーという構図は一般に普遍的なものと捉えられている。でも冷静に考えてみると、今の日本で問題なのは、むしろ若者が反面教師(あるいは目標)にすべき権威や慣習が失われてしまったことなんじゃないだろうか。その意味で、「春のめざめ」は現代の日本の若者たちの心に響いてこないんじゃなかろうか。ああ、なんかもやもやする。

●照明の美しさにはほれぼれしたな。正面奥の壁に埋め込まれたはだか電球と側面の毒々しい色の蛍光灯が効果的に使われてた。
posted by うめ at 23:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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